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健「ここでこいつを殺してもなんのメリットにもならないし殺したらこいつの仲間が襲われそうだからな」
ロ「そっか」
健「傷は治しただからここから立ち去れワイバーンそしてもうここには来るな」
ワ「人間、お前も変わった奴だな我を助けるなど」
健「殺してもメリットのないことはしないんでね」
ワ「ふん････人間、貴様の名前は？」
健「白井健もしくはケンディ・シュバルツ････まぁ健と呼んでくれ」
ワ「そうかなら健とやら貴様の慈悲受け持つ」
健「受け取れってんだ」
ワ「私の名も言おう、ワイバーンの王、アカヌイ」
健「アカヌイか････それじゃあな」
ア「あぁ我は還らしてもらう････ありがとう」
健「ワイバーンの王と聞いちゃ殺す訳にはいかねぇしな」
ア「ふっ･･･お主は変わったいるな」
健「言ってろ」
ア「我に会いたくば西の荒れ地の山にいるいつでもこい」
健「気が向いたらな」
ア「それではまた会おう！」ﾊﾞｻｯﾊﾞｻｯﾊﾞｻｯ
ロ「飛んで行きましたね」
健「そうだな････じゃあ俺達も学園に戻るか」
ロ「いいの？」
健「何が？」
ロ「リサさん達怒ってるよ？」
健「あっ！忘れてた････でも説明すれば大丈夫だよな？」
ロ「分かりません。まぁ戻ってみますか」
健「しょうがない腹をくくるか」
そしてロイスと健は重たい足取りで学園へと戻った
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