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「賑やかだね祭りとは不思議なものだよ全く」
ｶﾞﾁｬ
男は扉が開く方を見た
「ここに人が来るとはね」
健「関係者以外立ち入り禁止なんだか？」
「そうであったか嫌々失礼した」
健「それとここに来るのは人だけなんだかな････お前何者だ」
「何を私はれっきとした人間だよ？失礼な事言わないでくれたまえ」
健「ただの人間が気配消してここまで来るかっての」
「ほぉ～よくわかったな人間」
健「ここに何しに来た魔人が」
「魔人と言うことまでわかってしまうとは貴方相当なやり手ですね」
健「何しに来たって聞いてんだよ」
「まず自己紹介をしよう、私はミナオ・リコルド魔王の三番目の側近だよ」
健「！？････魔王の側近が何しに来た････襲撃か？」
ミ「そんな事は私の管轄外ですよ」
健「じゃあ何しに来た」
ミ「魔王を探しにですよ」
健「はぁ？」
ミ「何せ今の魔王様は祭り事が大好きでして祭りのようなことがあるとすぐ城を抜け出したりして城中大騒ぎですよ」
健「お前も意外と大変なんだな」
ミ「もう慣れましたよ････まぁ魔王様見つかり次第退散させてもらいますよ」
健「そうしてくれると助かるな････今は争いはしたくないからな」
ミ「ごもっともな意見です」
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