いざ西の山へ!

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健「しかしどこ歩いても干ばつした場所ばかりだな・・・・まぁ砂漠じゃないだけまだましかな?・・・・ん?あれは山か?彼処に居るのかな?行ってみるか」 健は歩みを進め山の始まりの所にたどり着いた 健「一応緑があるって事は森があるか」 「おい貴様!」 健「?」 「ここは立ち入り禁止の区域だぞ」 健「そうなのか?」 「ここはワイバーンの生息する場所として危険区域に指定されているだから早く立ち退きなさい」 健「それは無理な相談だな」 「なに?」 健「俺はそのワイバーンの生息区域に用があるんだよ」 「貴様何を言っている駄目なものは駄目だ」 健「これでもか?」バサッ 「!?金色の刺繍で矛と盾の模様・・・・まさか貴方は!」 健「王宮に直属のなんて言ったかな?なんとか零隊に所属してるんだが」 「も、申し訳ありませんでした!そのような方だとは知らずに」 健「別に気にはしないさ人間には間違いの一つ二つ有るもんさ」 「本当に申し訳ありませんでした。どうぞお通り下さい」 健「あぁありがとさん」 「気をつけて」 健「あぁお前もな」 「はっ!」 検問に引っ掛かるも難なく通りワイバーンの森へ向かう健だった
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