いざ西の山へ!

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ア「して何故ここに来た?」 健「学園が休みに入ったからお前に来いと言われたから興味本意で来た」 ア「そちは変わっておるな・・・・普通は皆恐れて近づこうともしないのに」 健「別に争う気はないんだろ?」 ア「あぁ我々は出来るだけ穏便に生活をしたいだけだからな」 健「やっぱり数減ってるのか?」 ア「今は増えているが昔は数が少なく同胞どうしで争っていたからな」 健「でも争いはなくなったんだろ?」 ア「そう数ヵ月前の世界崩壊の時に争う事を止め皆で手を取り合い共存する事にした・・・・あの世界崩壊が無ければ我々は絶滅しただろう」 健「でも結果的には世界は崩壊せずに平和が訪れたってわけだ」 ア「あぁ・・・・世界を救ってくれた者に感謝をしなければな」 健「あ、それ俺だわ?」 ア「はぁ?」 健「だから世界救ったの俺だって」 ア「あり得ん英雄は爆発と共に死んだはずじゃ!」 健「でもこうして生きてる」 ア「貴様本当に人間か?」 健「一応な」 ア「世界の英雄がこんな近くに居たとはな・・・・ハハハッ笑いしかでんよ」 健「笑ってろ」 ア「そんな貴殿に一つ相談なんだが」 健「相談?」
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