251人が本棚に入れています
本棚に追加
/358ページ
この笑顔ヤバイ。
それに、可愛いって……。
柊さんには不相応な私だけど、告白は許されるかな、なんて期待してしまう。
「あ、そろそろ行かないと」
腕時計を見た柊さんに頷き席を立つ。
タイミングを見計らう様に、ポケットで携帯が震動した。
確認したディスプレイに表示されている名前は萌。
メールではなく、電話。
咄嗟に急用なのだろうと判断し、柊さんに千円札を押し付けて急いで外に出た。
「もしもし?」
『もしもし愛美!?
ナプキン持ってない!?』
え、ナプキン?
まぁ急用だよね。
って、そら大変だ!
早く渡してあげなくちゃ!
最初のコメントを投稿しよう!