終わりハジマリ

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「え!?……あ、俺用事あったわこの後。ごめんな咲月!さいならーー!!」 「え、ちょ……」 ぴゅ――っと逃げていく優真。 人間というのは不思議なもので、こういう時だけ足が早い。 「……あんの堕落人間が。次は無いからな」 誰もいない空間を見て俺はそう呟いたのだった。  
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