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『そうそう!そいつの顔ってさ、こんなんじゃなかった?』
そいつは頬に手を当てた。
次の瞬間…………
(!! 顔が………変わった!?)
目の前で、まるで手品のようにそいつの顔が変わった。
あの、化粧っ気の全くない二つ結びの女の……。
俺を変なところに連れてきた女の顔になっていた。
(お、お前まさかあの女……?)
『そうだよ!やっと思い出してくれたんだね!はーよかったよかった…』
(よくねーよ!!!てめえよくも俺をあんな変なところに連れてきてくれたな!!!)
怒りのあまり、俺はそいつに掴みかかった。
当たり前だ。
おかげで死体を見るわ変な奴に斬られるわで大変だったんだから。
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