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(………で、何で俺を連れてきたんだ?それも幕末なんかに)
今まではぐらかされていたが、一番聞きたかったことを聞く。
真理はんー、と悩んだ仕草をするとにっこり笑った。
『君が平成の時代に呆れてるように見えたから』
(……?)
言っている意味がよく分からなかった。
平成に呆れている?俺が?
別にそんなことは…。
『今じゃ日本も昔より、発展して発展して発展して変わってしまった。
高機能な機械も出来て、どんどん便利な世の中になっていく。
君達を護る"壁"もどんどん丈夫になって 毎日…、
毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日が
平和で、平和すぎる。
惰性な毎日、変わらない日常。
ああ!本当につまらない!!』
狂ったように薄ら笑いを浮かべる。
真理の周りを取り巻くオーラが変わった気がした。
(………何が言いたい)
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