日常

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  「ちょ!寝ないで咲月君!謝るから!ね?咲月君んんんんん!!!」 そのまま睡眠を貪ろうとした俺の耳元で優真が叫んだ。 ああ…もう、コイツはほんっっっっとうに……… 「うるっっっっっせぇえええええ!!!!!!」 「お前の方が煩いわあああああ!!!!岸、てめぇ今授業中なの分かってんのかあああああ!!!!」 ただいま5時間目の日本史。 日のあたる暖かい席でのことだった。  
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