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「ただいまー」
「お帰り、咲月。寒かったでしょ?」
「そうでもなかったよ。はいコレ、郵便受けに入ってた。」
茶封筒を母さんに渡すと、ありがとう。と、にっこり笑った。
優真や他の友達は俺の母さんを若くて綺麗だと言うが、俺にはよく分からなかった。
「ご飯出来てるから。今日は焼き魚と豚汁よ。…あらやだ、今月の水道料金高いわね…」
茶封筒の中身は請求書だったらしい。
家計って、いろいろ大変だな。
そのまま夕飯を食べて風呂入って11時前には寝た。
俺の睡眠欲はとどまるところを知らないようだ。
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