一章

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今いるこの部屋に…私が…? 「言っとくが、まだお前を信用したわけじゃねぇからな」 「…わかっています。…しばらくお世話になります…」 こうして彼らとの生活が始まった。 女が新撰組にいるのはいろいろと問題だし、追っ手から見つからないようにと、私は男装することに決まった。 女ものもいいけど…やっぱりこっちのほうが動きやすいや。 「お前、名は」 「私の名前は…“桜木”華鵺」 まだ知られてはいけない…。私が姫だと言うことは決して知られてはならない…。
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