142人が本棚に入れています
本棚に追加
/172ページ
「だが、違う強さもありじゃないのか?」
「違う強さ...ですか?」
「あぁ。あいつは武術ができずとも、お前のような優しさで人を救えるはずだ」
「私...誰かを救えてたでしょうか...?」
「少なくとも、俺はお前の優しさに救われた」
「本当...ですか?」
「あぁ」
素直にその言葉は胸を熱くするほどにジーンときた。
嬉しい...。
「一くん、なんで人の奥さん口説いてんのかなー?」
最初のコメントを投稿しよう!