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「早く起きないと遅刻するよ!!」
声の主は早川 美奈。
俺の幼なじみだ。
ショートカットの髪にくびれがある腰。
160ぐらいの背
胸の方は寂しいが……
「今 失礼なこと思わなかった!?」
美奈の後ろに一瞬魔王が見えた。
「何も思ってねぇよ。」
真也がやっとベッドから出た。
「本当に?」
美奈が上目遣いをしてきた。
「何も思ってないから、外で待っとけ。」
「分かった。」
美奈は安心したかのように部屋を出た。
「はぁ~。美奈の上目遣いには勝てないわ。」
真也の弱点。
それは……上目遣いをする女子だった。
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