第1章 入学式

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「早く起きないと遅刻するよ!!」 声の主は早川 美奈。 俺の幼なじみだ。 ショートカットの髪にくびれがある腰。 160ぐらいの背 胸の方は寂しいが…… 「今 失礼なこと思わなかった!?」 美奈の後ろに一瞬魔王が見えた。 「何も思ってねぇよ。」 真也がやっとベッドから出た。 「本当に?」 美奈が上目遣いをしてきた。 「何も思ってないから、外で待っとけ。」 「分かった。」 美奈は安心したかのように部屋を出た。 「はぁ~。美奈の上目遣いには勝てないわ。」 真也の弱点。 それは……上目遣いをする女子だった。
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