雲西 リョウ

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俺達の帰り道には交番がある。 俺達が近くを通ると必ず・・・ 「おー! 仲良し4人組! って、 今日は3人かい? サクヤはどーした?」 この人は 岩田さん。 通称 ガンさんだ。 とても話しやすくて優しいお巡りさん。 みんな仲良くしてる。 「ガンさん、今日サクヤが用事あるからって1人でどっか行っちゃったの。 おかしいと思わない?」 「サクヤが1人で~ まぁそんな日もあるさ! ただ最近怪しい奴も増えて来てるらしいから、帰りが遅くならないようにって連絡してやれ。」 「おぅ。 サンキューガンさん。 でも、あいつの場合はアイ自体が不審者に間違われるんじゃないか?」 「それもそーだ! ハッハハ~」 「岩田さん。 そこは笑ってはいけないぞ。不謹慎だ。 三常木も悲しんでいるだろう。」 あっ、そうそう。 サクラは ガンさんを岩田さんと呼ぶ、てゆうか、俺の事も雲西、サクヤの事も三常木と呼ぶ。 あんま喋んないから伝えるの忘れてたよ・・・ でも、名前で呼んでほしいよな~ 毎日いっしょなんだから。 アイの事は名前なんだけどな~ 「おっ、 そろそろ仕事しなくちゃなんねぇ。 みんなまた明日な。」 「おぅ。またな。 ガンさん。」
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