彼女妖艶也

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そんな僕に、彼女は「ふふっ」と笑う。 そんな嫌味な仕草さえ、いとおしい。 濡れた肌が、僕に絡み付いてくる。 彼女の小さな手が、細い指が、僕の身体をなぞる。 身体の奥が熱い。 性欲はそんなに強くないほうだと思う。 だが彼女だけは…… 彼女だけはどうしても どうしても、掻き立てられる。
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