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救わなければならなかった……
絶対に、まどかだけは救わなければならなかった……
そう誓った、そのために今日まで過ごしてきた……
それなのに……
「また……また、ダメなの? 結末を……変えられないの?」
軋む体を無理矢理動かし、出せるかぎりの声を張り上げ、もう一度ほむらは叫んだ、力の限りに。
「まどかぁぁぁぁぁっ! だめぇぇぇぇっ!!」
しかし、ほむらの声はまどかには届かない……
そして、ほむらの目の前でまどかの身体がまばゆい輝きに包まれていく……
「まどかぁぁぁぁっ!」
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