魔法少女まどか☆マギカ異聞 ~序章~

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そう言うと、少女はほむスピナーに手を掛け…… 「ちょ!?」 「大丈夫……今度はきっと……たくさんの人があなたに協力してくれる……だから」 じゃこんっ! 躊躇うことなく反転させた。 「あなたも……もう一度、他人を信じてみて、それが……道を開くから」 「あなた……っ」 しかし、全て言い終わる前に、ほむらの意識は再び過去へ遡りはじめた。 「頑張ってね、お姉ちゃん」 それが、ほむらが最後に聞いた少女の声だった。 はるかな時の流れの中をほむらの意識は、どんどん逆行していく。 そして、過去に遡る時流の中で、ほむらは夢をみた。
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