36人が本棚に入れています
本棚に追加
そして……隣には……自分の一番大切な……
…………
……
病室のベッドの中で、暁美ほむらは目を覚ました。
身体をおこすと、そこにはもう見飽きた光景……
「……戻ってきたのね」
もう何度、この光景を繰り返しただろう?
ほむらはベッドから降りると、自分のソウルジェムを確認した。
それが、自分が人間でない……
魔法少女だという証。
今度こそ、まどかを救ってみせる……
鏡の前に立ち、ほむらは決意を新たにした。
ふとほむらは、何か大切なことを忘れているような気がした。
誰かに大切なことを伝えられていたような気がしたのだ。
しかし、いくら考えても、誰にどこで伝えられたのか、どうしても思い出せなかった。
最初のコメントを投稿しよう!