494人が本棚に入れています
本棚に追加
サトシ「マサル~流伊ちゃんより先に座ったらダメぢゃん」
ほ「ホントだよ~(笑)」
マサル「良いの!ねっ流伊ちゃん おかえり」
そう言って自分の右側をトントンと叩いた
[まさか 気づいて?…でもキミが左側ってのも…」
私は左側に異性が座るのがあまり好きじゃなかった
同性でも得意でなく 左角に座る癖があるんだけど今日はみゆきやヒロに先に座られ 右端に座る事に…
流「ただいま ありがとう!」
そう言って私はマサルの隣に座る…
ん? 違和感ないかも…
声「いらっしゃいませ お邪魔します」
さっきのマサルのお客のとこに居た人が ニッコリ笑って座った…
でもその方言…
マサル「じゃ~ん CLUB キャッツの代表 ヤスさんです」
み「お~一番えらい人登場だぁ~かけつけ三杯ですよ」
ヒ「わぁみゆきさん鬼」
ヤス「あら カワイイみゆきちゃんって言うの?そんなにたくさん僕呑んでいいの?」
そう言ってニッコリ笑ってみゆきの前に座った
マサルが席を立ち 生ビール3杯もって戻ってきた
マサル「いただきました~」
それをヤスは受け取り私達全員と乾杯して 一気に呑み干した…
流「流石ですね やっぱり九州出身だとお酒強いのですか?」
みんながえっ?て顔して私をみた
ヤス「あれ~お姉さん何でわかったの?」
流「お姉さんやないし(笑)その方言 私と出身同じですよ」
ほ「え~流伊ちゃん九州なの?代表さんも九州なの?」
ヤス「正解!でも僕そんなに方言ある??もう10年こっちにいるのに 流伊ちゃんは標準語だね?」
流「男の人って方言抜けにくいのかな?私も10年以上離れてるし 客商売ずっとしてるから 方言忘れた」
ヤス「そんなもんかなぁ~」
ヤスさんは とても雰囲気のある 優しい人で 私はこの店を選んで良かったって 心から思ってた
ほ「みんなでカラオケしましょう」
み「賛成~」
ヒ「わぁ~い賛成」
流「…」
み「あれ?流伊ちゃんノリ悪くない?」
流「私聴くの専門だから」
み「え~そんなのつまんない」
ヤス「ハイハイ みゆきちゃん 流伊ちゃんの代わりにマサルが唄うから大丈夫だよ」
そう言ってウィンクした
[助かった…やっぱり人数多いと疲れる]
マサル「ちょっと席外していいかな?カラオケの代役には来るから」
最初のコメントを投稿しよう!