《成瀬 優流》

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サトシ「マサル~流伊ちゃんより先に座ったらダメぢゃん」 ほ「ホントだよ~(笑)」 マサル「良いの!ねっ流伊ちゃん おかえり」 そう言って自分の右側をトントンと叩いた [まさか 気づいて?…でもキミが左側ってのも…」 私は左側に異性が座るのがあまり好きじゃなかった 同性でも得意でなく 左角に座る癖があるんだけど今日はみゆきやヒロに先に座られ 右端に座る事に… 流「ただいま ありがとう!」 そう言って私はマサルの隣に座る… ん? 違和感ないかも… 声「いらっしゃいませ お邪魔します」 さっきのマサルのお客のとこに居た人が ニッコリ笑って座った… でもその方言… マサル「じゃ~ん CLUB キャッツの代表 ヤスさんです」 み「お~一番えらい人登場だぁ~かけつけ三杯ですよ」 ヒ「わぁみゆきさん鬼」 ヤス「あら カワイイみゆきちゃんって言うの?そんなにたくさん僕呑んでいいの?」 そう言ってニッコリ笑ってみゆきの前に座った マサルが席を立ち 生ビール3杯もって戻ってきた マサル「いただきました~」 それをヤスは受け取り私達全員と乾杯して 一気に呑み干した… 流「流石ですね やっぱり九州出身だとお酒強いのですか?」 みんながえっ?て顔して私をみた ヤス「あれ~お姉さん何でわかったの?」 流「お姉さんやないし(笑)その方言 私と出身同じですよ」 ほ「え~流伊ちゃん九州なの?代表さんも九州なの?」 ヤス「正解!でも僕そんなに方言ある??もう10年こっちにいるのに 流伊ちゃんは標準語だね?」 流「男の人って方言抜けにくいのかな?私も10年以上離れてるし 客商売ずっとしてるから 方言忘れた」 ヤス「そんなもんかなぁ~」 ヤスさんは とても雰囲気のある 優しい人で 私はこの店を選んで良かったって 心から思ってた ほ「みんなでカラオケしましょう」 み「賛成~」 ヒ「わぁ~い賛成」 流「…」 み「あれ?流伊ちゃんノリ悪くない?」 流「私聴くの専門だから」 み「え~そんなのつまんない」 ヤス「ハイハイ みゆきちゃん 流伊ちゃんの代わりにマサルが唄うから大丈夫だよ」 そう言ってウィンクした [助かった…やっぱり人数多いと疲れる] マサル「ちょっと席外していいかな?カラオケの代役には来るから」
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