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1人カラオケ聞きながら呑んでたら 煙草が切れたのに気づき
サトシくんに煙草あるか尋ねたら 私のはおいてなくて 買いに行ってくれるって言うから
流「大丈夫 私自分で買って来るよ ほのが1人じゃ可哀想だから サトシくんはほのをよろしくね」
サトシ「えっでも…」
流「大丈夫飲み逃げしないし(笑)」
サトシ「いや そうぢゃなくて…」
レンタ「お客様お帰りです ありがとうございました」
私とサトシの会話は中断…
レンタはお客さんとエントランスに出て行った
私はサトシに ウィンクして財布だけ持ってエントランスの方へ
外に出ると 客を抱きしめてるレンタの姿が…
[ゲッ 色恋ホストだったんだ…]
レンタは私と目が会うとウィンクして手を降った
私はお客さんと顔合わせないように階段をかけ登った
外はうっすら明るくなってた…
ここに来た道を戻り コンビニで煙草を買い 何となく 本を立ち読み…
[そろそろ戻ろうかな]
また 店へと歩き階段を降りようとした時に 声がした
マサル「おかえりーその格好寒いやろ?」
そう言って自分の上着を脱ぎ そっとかけてくれた
流「えっ ありがとう でも もうついたし大丈夫だよ?」
マサル「素直な方が女は可愛いよ」
そう言って 店内に入って行った
エントランスの扉を開けると 私達の席にみんな勢ぞろい 貸し切り状態 代表とみっちゃんは 何か愛らしくて…ヒロとレンタもラブラブでほのとサトシとユキは何やら真剣に語り合ってて…マサルの姿はない?
私が席に戻ったのに気付いたのはやっぱりほの
ほ「流伊ちゃんおかえりー」
流「ただいま~なんかあっちラブラブで色恋ホストにきたみたいだね」
ほ「ホントだね~もうみっちゃんとヒロ 酔っ払い過ぎてて 面白いよ…あれマサルくんは?」
流「知らない(笑)」
私はマサルのかけてくれた上着をキュッと掴んだ
マサル「ほい どうぞ」
マサルが私に差し出したのはあったかい 梅こぶ茶?(笑)
流「ありがとう」
マサル「どういたしまして あったまるよ」
そう言って 私の隣に腰をおろした
[あったかい…この人すごいなぁ 天職だなぁ…]
梅こぶ茶で体が温まって行くのを感じながら 私はほっとしてた
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