《成瀬 優流》

11/324
前へ
/365ページ
次へ
結局初めて行ったその店に私達は9:00までいた… 代表とユキは酔い潰れて レンタはヒロと仲良しでサトシが片付けをはじめ ほのは背もたれに体を預け眠ってた みゆきも代表の肩によりかかり眠ってた… [結局みんなこんなんかよ…] サトシ「流伊ちゃんお会計イイかな?まだ呑んでてイイけど」 流「うん ごめんね ラストまでいて みんな潰れて…いくら?」 サトシ「48500円です…みんな起こす?」 流「へ~普通だった」 サトシ「普通じゃないって何?(笑)」 流「すっごくボラレタ請求でるかとヒヤヒヤしてた(笑)」 そう言って私は財布から50000円を出し サトシに手渡した マサル「 ありがとね 」 マサルがお釣りと[ルイ様]と書かれた領収証を手渡した 流「あら 領収証?」 マサル「ちゃんとみんなからお金徴収しなさいよ みんな楽しんだんだから」 流「ありがとね…でも払った金額より6000円多いよ?」 マサル「俺からのチップ(笑)」 流「何それ(笑)意味わかんないし」 何となく嬉しかった 私は領収証をそっと財布にしまった [さぁ この人達どうしようかな…] マサル「ユキ起きろや」 ユキ「マサルくんもう呑めない」 マサル「バカ 起きろって言ってんの!」 ユキはボロボロな感じだったけど しばらくして ユキ「あっ流伊ちゃんおはよー」 ニッコリ笑った 流「営業中に新規の客相手に潰れるなんて最悪だね」 ユキ「も~流伊ちゃんは厳しいなぁ~でもうちは代表が一番潰れるから(笑)」 確かに代表が寝てるとかあり得ないし たぶん私は二度と来ない店リストにいれちゃうとこだった でもマサルの志しの高さが 私の気持ちを掴んでた 流「さぁ 起きて帰るよ」 全「…」 流「参ったな…」 ユキ「流伊ちゃん達どこ帰るの?」 流「歩いて10分寮だよ」 ユキ「そんな近いなら 寝かせとけばいいよ」 流「みんな鍵持って出てないし 私帰って 戸締まりできないし…」 ユキ「じゃあ 流伊ちゃんもここで寝てけば?仕事何時から?」 流「私は仕事13時から…3人は15時から」 ユキ「えっ もう9時だよ?寝なきゃ」 流「別に仕事なきゃ休んでられるから大丈夫だよ この人達置いて帰っていいかな?」 ユキ「良いよ~俺は帰るけど(笑)」 マサル「まっ自分達で何とかするでしょ 帰りますか」
/365ページ

最初のコメントを投稿しよう!

494人が本棚に入れています
本棚に追加