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マ「流伊ちゃん今日はこの間とは雰囲気違うけど やっぱりイイ女だなぁ(笑)」
マサル「またアキオさんはすぐ口説く」
マ「別にマサルのじゃないからイイだろ(笑)」
マサル「…」
マ「何黙ってんの?」
マサル「生おかわり」
マ「毎度~」
マサル「お前は何やってんの」
流「…触らないで」
私は花札でピラミッド作ってた
マ「流伊ちゃん暇そうだね(笑)」
流「お二人の邪魔してないだけですよ(笑)」
マ「あはは 成る程」
私はバーボンをおかわりして 流し込む 喉の奥が熱く痛い…
マサル「お前バイブ鳴ってる」
流「いつも思うけど鯰とか動物みたいだよね この振動に気づくなんて」
マサル「…」
マ「あははは 鯰はうけたわ あはははは」
流「もしもしお疲れ様です…はい明日札幌から釧路に飛びますよ。昼くらいです…はいお願いします…」
マサル「仕事?」
流「向こうの店長の時間確認」
マ「流伊ちゃんどこか行くの?」
マサル「北海道戻るんだよ明日 また2週間後に東京らしいけど」
マ「その後はずっと東京?」
流「…」
マサル「どうした?」
流「私1月いっぱいで店辞めるの 今回帰ってマンションも引き払って 東京勤務終わったら 静岡に帰るんだ…」
マサル「聞いてないけど?」
流「言ってないし」
マサル「何でそんな大事な事言わないの?」
流「自分で答えみつけろってマサルが言ったんだよ 今の仕事やめて私が東京にいる理由はないもん」
マサル「東京で働けばいいんじゃない?」
流「ずっと東京に住んでるから簡単に言えるんだよ…でも私には簡単じゃない…」
マ「マサル流伊ちゃんの気持ちも考えろ」
マサル「ずっと俺の傍にいるんじゃなかったの?」
流「…風俗してればいくらでも太客にはなれる でも 風俗やめて普通に仕事してれば細客以下で 貴方の期待には答えられない 私は都合イイ女でいられない」
マサル「…何だよそれ お前はそんな風に思ってんの?お前は俺の気持ちわかってんじゃなかったのか」
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