《成瀬 優流》

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マサル「ここにいたのか電話もでずに何してる?」 流「…」 マサルが後ろに立ってる気配を感じた マサル「寒いだろ?」 そう言ってコートをかけた マサル「行くぞ」 流「…」 マサルが私の正面に座る マサル「また泣いてんの?」 流「…」 マサルの手が私の頭を撫でる マサル「お前こんなに冷えて風邪ひくだろ」 私の手をひき私は立ち上げられた… マサル「俺はお前の気持ちには応えられない でもお前が大事な存在なのは嘘じゃない お前がそれを信じる信じないはお前の自由だ でも俺は いつもここにいる」 そう言ってギュッてしてくれた 流「寒い…」 マサル「お前は聞いてんの人の話」 私は頷く マサル「ならよろしい!行くぞ」 私たちは階段を降りる CATSは賑やかだった 私はほのの待つ席へ… そこには私の預けた荷物がおいてあった ほ「流伊ちゃん髪の毛おろしてる…流伊ちゃん何かあった?」 流「…」 サトシ「とりあえず座って」 マサル「ほい梅昆布茶であたまりなさい」 4人で乾杯した マサル「この紙袋何?」 私は赤いリボンの包みをほのに 緑をサトシに そして他とは違う手提げになった真っ白の紙袋にラッピングしてあるのをマサルに渡した 全「何?」 流「お歳暮」 ほ「お歳暮?」 流「X'masプレゼント何が良いかお店も詳しくないからだからラッピングは自分でしたけどX'masには手抜きだからお世話になったみんなに感謝の気持ち」 私はリボンが 青をヤスさん、オレンジをユキ、パープルをレンタ、水色をタケルにした サトシ「あっ煙草だありがとう!」 ほ「ありがとっ!流伊ちゃんみんなの煙草の銘柄知ってるの?」 私は微笑んだ ほ「マサルくんのだけ違う」 マサルは袋をあけて爆笑した マサル「お前は暇人か?」 ほ「流伊ちゃん暇人じゃないよ 昨日東京店最高売り上げだしたんだよ 普段も出ない金額1人で… 殆んど寝てないんだから」 サトシ「ほのちゃん落ち着いて マサルは本気じゃないよ」 マサルは1つ取り出した ほ「カワイイ~見せて」 マサル「ダメ」 ほ「い~ぢゃん」 サトシ「1つずつリボンでラッピングしてる(笑)流伊ちゃん暇人?(笑)」 マサル「イヤイヤ 問題はそこじゃない ほら」
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