《成瀬 優流》

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手にはキャバと風俗の情報雑誌持ってた クミ「ねぇ 教えてよ どうやってマサルそそのかしたの?北海道でかなりの売れっ子風俗嬢なんだね 表紙飾るくらい…体使ってホストたぶらかすのお手のもの?」 ほのかが立ち上がる 流「ほの」 ほ「だってこんな言われ方…あんまりだよ」 ヤスもトシもマサルも あまりの勢いに押されて声を失った 私はそのテーブルの上に叩きつけられた雑誌を手にとった 忙しくて見るの忘れてた… あのパープルのキャミソールドレスで 艶やかな笑顔の私は表紙にいた 流「言いたい事はそれだけ?」 マサルが私の隣で雑誌をみた マサル「ほ~お前はホントべっぴんさんだよな…」 クミが更に怒る マサル「俺お前指名したらやらせてくれんの?」 ヤス「マサル何…」 パシーン 私の左手はマサルの右頬をひっぱたいた 流「冗談でもくだらない事言わないで私はそんなに安くない…指名される前にNGだすわ」 たぶん私は本気で怒ってた 流「クミさん何がしたいの?私が貴女に教えられるのは仕事のマニュアルくらいしかないわ」 クミ「バカじゃないの?どうやってマサルを 自分のものにしたの?その素晴らしいテクニック?」 私は目の前に会ったほのの 飲み掛けのグラスの酒をクミの顔にかけた クミ「冷たい何すんの!」 今にも殴りかかりそうなクミに 流「バカにしてんじゃないよ!私の事は何言われても 仕事に誇りもってる以上何も感じない でも マサルを侮辱しないで あんたの周りの枕ホストと一緒にしないで!」 私ははっと我に返った 流「マサルごめん…」 マサル「い~や 大丈夫や」 私は座った マサルの優しい手が頭の上に マサル「クミ このお姉さん敵に回したお前が悪いこんな雑誌まで持ち出して」
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