王都にて…

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ダムス「零也、こっちだ」 ダムスが宝物庫の石壁を手でさぐり、一つの石を押した …ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ… 壁が組み変わり入口が出現した 零也「隠し部屋ってやつか…」 部屋に入ると鎖に繋がれた一つの全身鎧が安置され、その鎧からは異様な雰囲気を感じた ダムス「この鎧は『黄昏の鎧』死んだ闇の兄が造りだした魔武器なのだ…」 零也「魔武器?でも魔武器は使用者が亡くなると力を失い魔器になるって…まさか、魔剣と同じく能力を失わ無かった、鎧…なのか?」 全身を覆うスーツタイプの鎧、白く鈍い光を放つ飾りっけの無いその鎧…そして、闇の亡くなった兄が造りだした鎧… ダムス「この鎧は魔法にも強い耐性を持ち、中級魔法ぐらいでは傷一つつかん…」 凄い…鎧なんだろうな(´Д`) ダムス「そして、いくら傷付こうとも自ら修復を行う…使用者の命を削ってな」 呪物じゃねーかぁぁぁぁ!? ダムス「この鎧を零也、お前に託したい…他国に渡れば解析され戦争に利用されるかもしれん、だが息子の形見なのだ!処分など出来ん……」
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