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マウ「で、何でこうなったの?」
僕は目の前にある黒い物体をつつきながら聞く
ちなみに周りに人影は無い
キリク「知らん、というか一人逃げるのは酷くないか?」
黒い物体が膨れ上がったかかと思うと中から人が出てくる
サッーと音を起てて黒い物体は流れ落ちる。砂みたいだ
この砂にまみれた人は僕の友人のキリク
練金に失敗して爆発をもろに食らったのだ
マウ「君はともかく僕が爆発を食らったらひとたまりも無いじゃん」
キリク「人が死ぬような威力じゃなかったろ」
マウ「念のためだよ」
キリク「そうか」
……………………
……………………
キリク「さっさと逃げやが「僕の本能が逃げろと言っている!!」はやぁ!?」
キリクの言葉が終わらない内に走り出す
キリク「待てこらぁ!!」
梅雨が終わって夏へと変わる季節の放課後
キリクと僕の追跡と逃亡の勝負が始まる
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