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リク『ごちそうさまでした!』
セイラ『じゃあ、お庭に行こう!
ね?雅も行こ?』
雅『はい。行きましょうか^^』
僕がそう返事をすると、
セイラは食べ終わってすぐのリク君を連れて庭の方へ走っていった。
リク君食べ終わってすぐなのに
お腹大丈夫かな…?
×‥×‥×‥×‥×‥×‥×‥×
そんな心配も杞憂に終わり、僕が庭に着いた頃には二人は既に走り回っていました。
セイラ『リクー!もっと奥に行こー?
雅ー!早く早く!
置いていっちゃうよ!』
リク『うん!行こー!
雅君!早くー!』
雅『あ、はい!今行きます!』
と僕が返事をしたら
二人は奥に走っていってしまいました。
セイラ…よく走れますね…
僕も早く行かないと置いて行かれてしまうので、少し駆け足で二人を追いかけたのですが…
二人は目を輝かせながら何やら内密な話をしているようで…
そして、視線はお庭の手入れをしている庭師──タクに向けられていました。
…なんか、嫌な予感がする…。
僕が着いた頃には時既に遅し、
タクさんが遊ばれていました。
タク『あ、ちょっ!危ないですって!セイラ様!?リク様!?』
セイラ『へっへー!この枝切りバサミは頂いた!』
リク『頂いたー!』
雅『…………』
僕はもう、何を言えばいいのか、わからなくなっていました。
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