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「あのさ・・俺のこと
幼馴染みだと思ってる?」
「え・・」
「俺さ 言えなかったんやけど
今 言ってもいいか?」
「待って!え・・待ってよ・・
あたしそんな急に」
「ごめん 待てない」
俺は由奈をぎゅっと
力強く でも優しく抱きしめた
「ちょ・・優人?」
「ずっとずっとおまえだけが
好きでおまえだけがほしかった」
「ゆう・・?」
「返事わいらないから
気持ちだけ知っておいて
ほしかった」
「優人。待って・・
あたしね?あたしも聞いて
ほしいことがあるの」
「ん?」
「ずっとずっと優人だけが
好きで優人だけがほしかった」
「ゆな・・?それ・・ほんまに?」
「ん。あたし素直になれなくて
ずっと言えないでいたの。
でも優人が言ってくれたから
あたしも素直になって
伝えようと思ったから・・」
「す・・」
「え?」
「すっげぇーうれしい!!
これ夢じゃねぇよな?な?」
「夢なんかじゃないよ!
あたしも好きだったよ ずっと」
「離れんなよ・・」
「絶対離れない」
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