きっかけ

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おじいさんの葬儀後の 私の体の異変は 時間がたつにつれて 酷くなっていきました。 涙が止まらない 体が痛い どうにもならない私は ふと感じたのです。 ヤバい………… と。 何がヤバいのかは分からないけれど 何かがのしかかったのは 何となく感じれたのです。 そして私は何を思ったのか 霊感が強い叔母の所へ行くことにしたのです。 叔母の家に着いた時には 涙で顔がぐしゃぐしゃに なっていました。 ガラガラガ……、ラ… 玄関に入るなり 私は倒れこんだ。 ここから私は記憶がありません。 記憶がないと言うか… 真っ暗な世界に1人でいたんです。 前も後も分かりません。 上も下もない 真っ暗。 自分の手足すら見えない そんな真っ暗な所にいたんです。 『あれ?おばちゃん……?』 確かに叔母の家にきたはず… 『え?………あれ?………ここどこ? ………へ?なになに?』 『え…?』 『前?後ろ…………なにもないし。』 『見えない。…………え?こわいこわいこわいこわい』 驚きから恐怖に変わり ひたすら走り回っていました。 このとき何が起こったのか私には分からず必死でもがいていただけでした。 この時の私のことを叔母、そして叔母の子、つまり私の従姉ですね。 そして 従姉の旦那さんは こう語ってくれました。
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