忘れられない女

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彼女はとても寂しがり屋だけど 本当はとても素直で繊細な女でした。 すぐに打ち解けられたんです。 『私は交通事故で4日くらい意識不明で5日目の朝に死んだの。朝も早い時間だったから 誰も私の心臓が止まる瞬間を知らないの。看護婦ですら知らなかったんだから笑えるっしょ?死んでも死にきれない…と思ったわ。そしたら自然とこんな姿で歩き回れるようになってたんだよー!嬉しかったな~でも誰も気付いてくんないの。だから私は決めた。誰かのそばにいられたらそれでいいって。でもどうせ側にいるなら、彼氏に似た人で私のタイプがいいやん。だから。』 ひたすら1人で語り出すから話についていけなくて半分以上、覚えてませんがこんな感じで爆裂トークをし始めたんです。 私はいったん話を止めるために聞いてみた。 『その人はあなたの彼氏ではない。あなたのタイプかもしれないけど、彼はあなたが憑いてることで沢山だめになってる。このままだと腰をさらに痛めて大好きな野球を続けることが難しくもなってくるだろうし…生きているからこそ出来ることだから邪魔はしたらダメやん!』 『そんなこと私にはカンケイナイ!!!!』 怒りが爆発したかのように 口調も顔つきも変わった…… キタ!!!!!!!!
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