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一番目アリスは勇ましく
「では、行って参ります」
「うむ、今日も京の安全の為、頼むぞ」
「はっ」
剣を片手に不思議の国
「ん、なんだ?…あの人だかりは?」
ドンッ
「おっと!こら、前を見てちゃんと歩かんとだめだろ」
「あ、お姉ちゃん!だってね、詩人さんが来てるんだよ!!不思議な詩でみーんな聞き入っちゃうの!!」
「あぁ、それであの人だかりか…」
「そ!じゃあね」
「なるほど、詩人か。いいうたを…唄……って…?な、なんだ!?」
「~♪…おや?あなたも、僕の詩を聞きにいらしたんですか?」
色んな“モノ”を
「ば、化け物!!来るな、来るなぁ!!」
「?何を言っておられますの?あなたも幸せになりたくて来られたん
切り捨てて
ザク
「え…ぁあ、あ」
「な!!お前何を!?」
ザク
真っ赤な道を敷いていった。
「はぁはぁ…いなく、なった…」
「ねぇ、あなた」
「!?」
そんなアリスは森の奥
「ま、まて!」
「ウフフ、こっちよ、こっち」
罪人のように閉じ込められて
「ここは……」
「ずっとココにいてね…? フフフ」
「待って…ここから出して…」
彼女の生を知る術はなし
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