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普通ならば、彼はその異常から人から恐れられ、畏怖されるだろう。
しかし、彼の祖父母達は違った。
本来なら畏怖されてもおかしくはない。
だが、祖父母達は彼の異常を知りながらも彼を畏怖することはなく、むしろそれを知った事により彼にさらなる愛情を注いで育てようと誓った。
老い先短い自分達が死んだあと、彼がその力を間違った事に使わないように……そう願いながら。
しかし、祖父母達の願いは叶う事は無かった……
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