幼い日の思い出

2/13
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/17ページ
彰「皆、今日集まったのは他でもない。優花が親の仕事でアメリカに行くみたいなんだ。」 智「あいつそんなこと一言も言ってなかったぞ。」 彰「ああ。俺たちに黙って行こうとしてたらしい。だが そんなことこの俺がゆるさねぇ!」 彩花「もう、会えなくなるのかしら?」 麗奈「そんなのいやだよぉ。」 晴輝「えっ!会えなくなるのか?それは寂しいなぁ」 彰「ダイジョーブだ死なない限りまた逢えるさ。」 智「まぁ。そうだな。たまに帰ってくるかもしれないしな。で、彰は俺達に何させようとしてんだ?」 彰「よくぞ聞いてくれた智。今日俺がみんなを集めたのは優花のためにお別れ会を開こうと思う。」 晴輝「マジか!美味しい物食い放題か?」 彰「バーカ。そんな金、俺達全員が親に小遣い貰ったって足んねぇだろ」 彩花「なら何するの?」 彰「今日は夜中の2時位から流れ星が沢山見れるんだってよ。だからそれを観に行く。」 智「…今、冬だぞ。メチャメチャ冷えるぞ」 麗奈「そうだよ!風邪引いちゃうよぉ」 彰「流れ星に願い事したら叶えて貰えるんだぞ。寒さなんて全然堪えられるだろぉ」 智「中2にもなって何言ってんだか。。でも優花の為だ明日風邪引こうが最高の思い出作ってやろうじゃねぇか」 彩花「そうね。信じてないけど願い事なら私にもあるし」 麗奈「わ、わたしもある!」 晴輝「俺は美味しいもん腹一杯食えるよう頼んでみよっと」 彰「なら今夜、優花も誘って近くの展望台に集合な! 夜遅いからって寝坊すんなよ。」 全員「おまえがな!」
/17ページ

最初のコメントを投稿しよう!