第1話

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レイ 「寝てる…」 ドテ!(←みんながこけた音) ―十番小学校― その頃、チビうさは… チビうさ (も~! 先生、早くどこかに行ってよ! うさぎを助けに行けないじゃない!) そして、先生は立ち上がりました。 保健室の先生 「ちびうさちゃん、先生ちょっと職員室に行ってくるから。 一人で大丈夫?」 チビうさ 「はい…」 (やっとだわ… よし!) ちびうさは保健室の窓から出、十番高校に向かいました。 ―十番高校― レイ 「じゃっ、私は帰るからうさぎを頼むわよ!」 亜美 「分かったわ!」 レイは、学校に帰りました。 生徒達は廊下にいました。そこへ、亜美達が来ました。 先生 「水野!木野!愛野! 一体、何処に行ってたんだ!?」 亜美 「すみません。」 美奈子 「私たち、うさぎちゃんの事が心配で捜しに行っていたんです。」 まこと 「本当にすみませんでした。」 先生 「無事で良かったものの…心配したんだぞ!?」 亜美・まこと・美奈子 『すみませんでした。』 先生 「もういい。 月野は見つかったのか?」 亜美 「はい。 今、保健室で寝ています。」 先生 「そうか… 月野も無事なんだな?」 まこと 「はい。」 先生 「よ~し! 授業を再開するぞ~! みんな!教室に入れ!」 生徒 『え~!!』 先生 「文句を言うな!」 生徒 『は~い…』 生徒達は、教室に入りました。 亜美 「そういえば… ちびうさちゃん、来なかったわね…」 まこと 「何かあったのかな?」 ―運動場― 外では… チビムーン 「どこ!? 敵は?」 教頭 「どなたです?」 チビムーン 「ここに変な人来ませんでしたか?」 教頭 「もう、いなくなったよ。」 チビムーン 「そんなぁ~…」 そこに、亜美が来ました。 亜美 「チビムーン!」 教頭 「何だね? 水野くんの知り合いかね?」 亜美 「はい! 教頭先生、後は私に任せて下さい!」 教頭 「分かった!」 教頭は席を外しました。 教頭が行ったってことで、亜美は… 亜美 「ちびうさちゃん! 今頃来たの!?」 チビムーン 「だって、先生がなかなか出て行かないんだも~ん。」 亜美 「も~!心配したのよ!」
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