第1話

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亜美 「じゃぁ、うさぎちゃん! 後でちびうさちゃんと火川神社に来てね!」 うさぎ 「うん。 送ってくれてありがとう。」 そう言うとうさぎは家に入りました。 うさぎ 「ただいま。」 育子 「うさぎ! 大丈夫なの!?」 うさぎ 「何が?」 育子 「今日、学校で倒れたそうじゃない!?」 うさぎ 「大丈夫だよ!」 育子 「病院、行く?」 うさぎ 「ママったら、大袈裟だよ! ちょっと、クラってしただけだよ!」 育子 「そう? 今日は、ゆっくり寝ときね。」 うさぎ 「ダメ…私はゆっくりしてられないの。」 育子 「どうして?」 そこへ、ちびうさが帰ってきました。 チビうさ 「ただいま!」 育子 「おかえりない。」 うさぎ 「ちびうさ、レイちゃんの家に行くわよ!」 チビうさ 「うん!」 育子 「ダメよ! うさぎは、今日は家でゆっくりしてなさいって言ったでしょ!?」 うさぎ 「大事な話があるの! お願い!行かせてちょうだい!」 育子 「大事な話って何!?」 うさぎ 「ママには関係ない…」 育子 「ママには言えないことなの!?」 うさぎ 「ちびうさ!行こう!」 チビうさ 「う…うん…」 ちびうさとうさぎは火川神社に向かいました。 ―火川神社― 亜美、まこと、美奈子は先に来ていました。 レイ 「ジェダイトはうさぎの銀水晶を狙ってる…」 亜美 「うさぎちゃんを守らなくちゃ…」 そこへ、うさぎが来ました。 うさぎ 「みんな、お待たせ!」 レイ 「遅い!」 うさぎ 「ごめん、ごめん。」 亜美 「うさぎちゃん…ジェダイト、何か行ってなかった?」 うさぎ 「ギャラクシアがまた蘇ったみたいなの。 そして、狙いは銀水晶…」 まこと 「どうして、銀水晶を狙うのだろう…」 うさぎ 「分からない…」 美奈子 「とにかく、うさぎちゃんは一人にならないほうがいいと思うの。」 うさぎ 「あたしなら、大丈夫だよ!」 レイ 「ダメよ! 敵の狙いはあなたなのよ!?」 うさぎ 「でも、みんなに迷惑かかるよ?」 美奈子 「何言ってるの!? うさぎちゃんに何かあったら、私たちどうすればいいのよ?」 うさぎ 「あたしって、そんなに信用ないのかな?」
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