*現在

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~♪ 流行りのヒップホップのメロディーが鳴る。 顔を彩る手を止め、横を見ると 充電器にささったままの携帯が 存在を知らせるかのように音を鳴らす。 (メール受信) 携帯を無視し化粧を続ける。 どうせ誰だか分かっている。 そして専用に設定したはいいけれど一度も鳴ることのないあのメロディーが鳴らないことに軽くため息をついた。
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