第七章
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北条がいなくなってから、俺の心境は一変した。 北条との最後の会話のあと、俺は薬を踏み潰した。 なぜだか死にたいという気持ちはなくなっていた。 《倉沢くん、いまなにしてた?》 あれ以来、話し相手は神崎だけになった。 北条は神崎を組織側の人間だといっていたが、そんな気はしなかった。
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