プロローグ

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夢を見ていた。 俺は海を泳いでいた。薄緑の海に色とりどりの魚。 視界は良好で体は浮いているように軽い。 頭上からは太陽が燦々と照りつけ気分は最高潮だった。 その刹那、俺の眼前は真っ暗になった。 息苦しくなり、体が重くなる。自分の体が落ちていく感覚があった。 もうだめだ、そう思ったときに体がビクンと反応して目が覚めた。
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