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【………馬鹿にしておるのか?】
尻尾を逆立て牙を向きだしに威嚇されても…
「………猫だよな………」
未だ理解できず、不可思議な状況を茫然としながら猫へと視線を向ける。
「……おい、猫。…これは…夢か?」
俺は周りを見渡しながら歩きだし、その後ろをトコトコと猫が着いてくる。
【………夢じゃない。…現実。……一つの…お前の世界だ。】
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