コミックフェスティバル

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着いたのはなかなか洒落てる喫茶店だった。 「志保がこんなところを知ってるなんてな」 「マンガのネタに詰まった時なんかによく来るんだ」 「へえ、本物のマンガ家っぽいな」 「まぁね」 ネタに困っておしゃれな喫茶店で一息つくマンガ家。憧れるね。 「でね、ちょっと話があるの。二人きりがよかったのも、この話があるからだったんだけど」 何だ? まさか、告白? 二人きりがよかったってことは、充分にあり得る。 とうとう僕にも春が!?
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