プロローグ

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* 気づくとわたしは真っ暗な空間に倒れていた。起き上がっても闇しか見えてこない。 もしもここが天国だったとしたらあまりにもイメージと違いすぎる。 楽園を想像していたわたしは少し落胆してため息を洩らしていた。 「誰かいないの?」 静まり返ったこの空間に声を投げかけてみるが返事はない。 少し不安になってもう一度 「誰か…いない?」 と問いかけてみると 急に闇に光が射した。
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