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今日は姉貴の好きな少年誌の、イベントに着ている。
会場には、漫画のキャラのコスプレをしている人を見る。
その中でも、キャラにかなり似ている人がいた。その人をみた姉貴は、興奮した様子で俺に囁いてきた。
「ほ、本物!」
俺は、腕を掴む姉貴の手を払って言った。
「いや、本物なんて無いから…」
興奮する姉貴をなだめると、姉貴は悲しい顔で
「そうだよね…」
と呟いた。
分かってるなら、最初っから言うな!
「見間違いか!」
そんなワケあるか!
恥ずかしい…。
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