姉貴の妄想
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今日も姉貴は、お気に入りのキャラ[仁王]と戯れている。 「姉貴、妄想激しすぎ…」 俺が呆れて言うと、姉貴は心外だ、と言うように答えた。 「これは妄想じゃないよ。そうじゃなくて、想像と言いんしゃい…あ、仁王が…」 途中で話を切り上げて、うっとりと両手を胸の前で組んだ姉貴は、もう誰にも止められない。 お願いだから、こっちの世界に戻ってくれ…。
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