人魚姫

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ルーシア(な、何でさっきからドキドキしてるんだろう。) アレン「それに青色の綺麗な髪だね。」 ドクン ルーシア(うるさい!鳴り止め!) ルーシア「いつも...手入れしてるもん。」 アレン「そっか。君は努力家なんだね。」 ドクンドクン ルーシア(笑った顔に反応するなんて...) アレン「じゃあ、そろそろ行きとするよ。」 ルーシア「もう、行くの?」 アレン「行って欲しく無いの?」 ルーシア「ちがっ!!ただもう少し休んで行けば良いと思っただけ!!」 アレン「そっか。気持ちだけ受けとって行くよ。」 ルーシア「うん。わかった。」 アレン「じゃあね。」 ルーシア「うん...。」 (そうして王子は次の国へと歩き出しました。) ウル「こんな所にいた!」 バルゴ「もう、心配したんだよ!」 ルーシア「うん、ゴメン。」 ウル「なんかあった?」 ルーシア「いや、一期一会って辛いなって思っていただけ。」 バルゴ「ルーシア姉、恋でもしたの?」 ルーシア「そうかもね。」 ウル・バルゴ「ええーー!!!!」 ルーシア「何よ!可笑しい!」 ウル「いや...来ても可笑しくない年頃だしな。」 バルゴ「じゃあ、今度服見に行こうよ!」 ルーシア「また!?」 ウル「そうよ。少しは女を磨きなさい。」 ルーシア「わかったよ。」 バルゴ「ヤッター!!」 (そうして彼女達の珍しい一日が終わりました。そしてルーシアも新たな感情に気づく事が出来た日になりました。)
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