幸せな時代

2/2
前へ
/58ページ
次へ
子供の頃は奉公にでて よく子守りや手伝いをさせられて 勉強なんて全然出来なかったし 白いご飯なんて 食べられやしなかったんだよ 。。。 そぅいえば こんな事もあったなぁ 曾祖母ちゃんは云う 奉公先の子供が ご飯を食べている最中に 『おまんま食べたら そっちに行くからなぁ』 と仏壇に向かって 叫んでいたかと思うと それからしばらくして 水溜まりに顔を突っ込んで 亡くなっていた事があった ああ云うのを゙神隠し" と云うのかもね と 時々不思議なお話しも してくれた。。。(;-;`) それとは関係無くとも 貧しくて病気や 不慮の事故などで 成長出来ずに亡くなる子供も 多々あったらしい 世の中には 私達の知らない世界が いっぱいいっぱいあるんだよね 生きて行くなかで 誰でもより良い生活に なって欲しいと思うのは 人の世の常 その為 争いや戦乱が 今も世界の至る処で 繰り広げられている それなのに 豊かになればなる程 自由になればなる程 反比例するかのように 人々のこころが荒んで 満たされぬ想いで いっぱいになってしまうのは いったい何故なのだろう 私達の現在の幸せがあるのは あまりにも多くの人々の 犠牲の上に成り立っているのに それは 遥か戦乱の昔からずっと。。。 いっそう孤独感が 増してしまうのは いったい何故なのでしょうね それでも 私達は生きてゆかなければ ならない 明日の幸福を信じて 今を生きる私達に想いを託して 逝ってしまった人達の為にも みんなしあわせですか? 小さな倖せでいい ささやかな倖せを噛み締めて 今日を歩いて行こう ね^ - ^ image=431780468.jpg
/58ページ

最初のコメントを投稿しよう!

105人が本棚に入れています
本棚に追加