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*あとがき
この話は、黒田くんを幸せにしてあげたくて書いたものです!
個人的に黒田くんに愛着を持ってしまい、一番お気に入りのキャラですww
本編では黒田くんの変態な面を出せていなかったので、ドS黒田くんを存分に出しました!
*おまけ
「黒田さん…。あの、私…そろそろ帰りたいんですが…」
乃依と両想いで、気持ちを伝えて付き合った。
で、今だに公園のベンチで抱き合っている。
さすがに深夜2時過ぎの公園は真っ暗。
乃依も少し怖がっているのか、帰りたがっている。
「なんで?」
「明日学校だし……暗いじゃないですか。怖いです」
「…ふぅん。なら、怖いなんて思う暇ないくらい俺だけに集中しろよ」
暗闇でもわかるくらい真っ赤に染まる乃依を見てると、自然と笑ってしまう。
「もうっ!意地悪…」
「……お前、誘ってんの?」
「…はいっ!?」
「上目遣いで“意地悪”なんて言われたら、ムラムラすんだけど」
「ムッ…!?」
怒ったのか繋いでた手を離そうとしてくる。
だから更に強く握る。
「ぬぅ~!離して、変態!」
「ダメ、離さない」
「っ……」
可愛い。
すぐ赤くなるとこも、単純なとこも、恋愛に慣れてないとこも。
まさか1日でこんな好きになれるなんてな。
“好き”に時間は関係ないみたいだ。
もう絶対離さねぇ。
END*
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