俺と私とあの子。

14/22
前へ
/96ページ
次へ
そして黒田さんの手が私のスカートを脱がそうと捲った時……… 「ああーっ!!」 「っ、なんだよ…」 とても大事なことを忘れていた。 私…………… 「…私、今…生理なんです」 「はぁ!?」 そりゃあ怒るよね…。 誘ったのは私なのに… 「本当にすみませんっ!すっかり忘れてて!」 「お前な………ったく、どうしてくれんだよ…。蛇の生殺しだな…」 長めの前髪を掻き上げ、私の上から退いてくれた。 「ごめんなさい…」 .
/96ページ

最初のコメントを投稿しよう!

373人が本棚に入れています
本棚に追加