過去の栄光は優しい思い出

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それから1週間。 鬱病になってた。 自分がやってしまったストレスをバスケに当てる方法。 私は、それをやってしまった自分が、最悪な人間だと気づいてしまった。 それがさらに私のストレスを溜めていき、向き合って話しても聞いてさえくれないババァどもへのイラつき。 そんなたくさんのストレスやイラつきが重なり続けていたら、こうなった。 「佐弥夏。今日も来ないの?」 麻恵は毎日私のところに来て、私が学校に行かないのか確かめに来てた。 今思うと、麻恵が毎日来てくれてなけりゃ、鬱病は簡単に治らなかったと思う。 恥ずかしいから絶対本人には言わないよ。 …………感謝してる、なんて。 「……もうやだ。行きたくない。外出るのもやだ」 ただの引きこもりにみえるかもしれないけど、鬱病患者だよ?! あの時はご飯もろくに食べてなかったから、異常なまでに身体が痩せたなぁ。 一時期皮しかないとか言われてたときもあったっけなぁ。 あれはさすがにびっくりしたな。医者に入院しないと危ないとか言われるんだもん。
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