No. or only …

14/14
前へ
/16ページ
次へ
じっとりとした視線に気付きハッと振り返えると大倉が入って来たままの状態で立ちすくんでいた。 「おーくら…どないしてん?座らへんの?」 ソファを占領していた座り方を改め隣に座るよう促した。 「…あ、ぉん…ありがとう…」 寝起きだからかぼんやりしたまま錦戸の隣にドサッと座る大倉。 それにしても、ぼんやりし ている…と言うか心ココに在らずと言った様子が気になり横山達のコトはすっかり気にならなくなっていた。 *
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!

105人が本棚に入れています
本棚に追加