地獄

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その時、後ろから大勢の足音が聞こえてきた。 振り返ると、作業着を着た若い男達が10人ほど食料や石炭を運んでいた。 男達はこんな暑いなか、荷物を運んでいるのだ、汗がダラダラ垂れていた。 こんな所に居ても仕方がない。 ヒロは男達が通ってきた道を戻っていった。 そうすれば、どこかしら町に着くはず。と思ったからだ。
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